日本におけるベンチャーキャピタルの始まりと変革について解説しています。
アメリカで確立されていったベンチャーキャピタルは、日本では1960年代に政府出資のもとで設立されました。民間での始まりは1970年代前半に立ち上げられました。日本では、そのほとんどが銀行や証券会社などでした。第一次オイルショック前の第一次ベンチャーキャピタルブームでは、大企業の大きな資金によるベンチャーキャピタルへの投資が中心で、資本による支配ばかりが先行していました。
アメリカでは1960年代から、日本では1970年代になって登場したベンチャーキャピタルは、1982年に「投資事業組合」の設立で大きな変革が起こりました。約7〜10年という長期の運用を基とし、企業が成長するまで多大な時間を使うことができるため、無担保・無金利の資金確保ができるようになりました。この組合の誕生によって、日本のベンチャーキャピタルは大きく躍進していきました。